CATEGORY

運動学

  • 2020年6月11日
  • 2020年6月20日

胸椎の関節運動学と関連症状

解剖学 胸椎は12個の椎骨によって構成されています。 それぞれの胸椎には肋骨が付いており、胸椎の関節運動学に影響を与えています。 また、椎体の間にある椎間板も胸椎の関節運動学に大きな影響を与えています(Edmondston SJ, 1997)。 胸椎の椎間板は頚椎や腰椎のものに比べ扁平であり、髄核は […]

  • 2019年8月26日
  • 2020年6月20日

膝蓋骨(膝蓋大腿関節)の関節運動学

膝蓋骨の運動 膝関節を屈曲させた時、膝蓋骨は下方へ滑り運動が生じます。一方、伸展では上方に滑り運動が起こります。 しかし、膝関節の屈曲・伸展に伴う膝蓋骨の動きはもう少し複雑です(この件については後ほど解説します)。臨床ではこの複雑な動きを検査において検出できることが、正確な診断つながります。 膝蓋骨 […]

  • 2019年8月23日
  • 2020年6月21日

股関節の関節運動学(バイオメカニクス)

股関節の靭帯 股関節には、腸骨大腿靱帯、恥骨大腿靱帯、そして坐骨大腿靱帯の3つの強力な関節包靱帯によって補強されています。これらは、それぞれの靭帯の名前が示す部分から起こり、全て転子間線に停止を持っています。 そのため、大腿骨頚の95%は関節包によって覆われています。(関節包に覆われていない部分は、 […]

  • 2019年8月22日
  • 2020年6月20日

距腿関節の運動学(バイオメカニクス)

距腿関節の機能解剖学 距腿関節は距骨(距骨滑車)と脛骨、腓骨(天蓋)との間にできる滑膜性関節です。蝶番関節に分類され、主に背屈と底屈の運動が生じます。可動域は背屈が10°から20°、底屈は20°から50°です (Williams P, 1995, https://amzn.to/2NpKdeq)。 […]

  • 2019年8月20日
  • 2020年6月20日

手根骨の関節運動学(バイオメカニクス)

手根骨は8個の骨(舟状骨、月状骨、三角骨、豆状骨、有鈎骨、有頭骨、小菱形骨、大菱形骨)によって構成されています。 また、手根骨は近位列と遠位列に分類されており、近位列には舟状骨、月状骨、三角骨、豆状骨、そして遠位列には大菱形骨、小菱形骨、有頭骨、有鈎骨があります (Kawamura K, 2007, […]

  • 2019年8月19日
  • 2020年6月20日

胸鎖関節の関節運動学(バイオメカニクス)

機能解剖学 胸鎖関節の周辺構造には、滑膜、関節包、関節円板、靭帯などがあります。また、胸鎖関節は肩関節と体幹(胸骨)との連結部位となっています(胸鎖関節を切り離すと、上肢と体幹を切り離すことができます)。 胸鎖関節は関節包と靭帯によって補強されています。また、関節円板により、ある程度の可動性と強固な […]

  • 2019年8月17日
  • 2020年6月20日

1st Rayの関節運動学(バイオメカニクス)

機能解剖 第1中足骨頭の足底部には2つの種子骨があります。これらの種子骨は母趾内転筋腱と短母趾屈筋腱の中にあります。その機能は、以下の通りです (Aper R, 1996, http://bit.ly/33Eq61D; Aper RL, 1994,  http://bit.ly/2KE1fnh) 1 […]

  • 2019年8月16日
  • 2020年6月21日

大腿脛骨関節の関節運動学

膝関節は大腿骨、脛骨、膝蓋骨の3つの骨によって構成されており、大腿脛骨関節と膝蓋大腿関節の2つの関節があります。 大腿脛骨関節は大腿骨遠位部と脛骨近位部によって、また膝蓋大腿関節は膝蓋骨後面と大腿骨遠位部前面によって形成されています。 大腿脛骨関節では、主に屈曲と伸展の運動が生じます。また、屈曲・伸 […]

  • 2019年8月14日
  • 2020年6月20日

肩甲骨(肩甲胸郭関節)の関節運動学

肩甲胸郭関節は肩甲骨と胸郭(肋骨)によって構成されている生理学的関節です。肩甲上腕関節や肩鎖関節、胸鎖関節のような滑膜性関節では骨と骨がしっかりとかみ合うことで、安定性が保たれています。 しかし、肩甲胸郭関節では関節による安定性はありません。 上肢の挙上時、肩甲骨は上腕骨の運動に連動します(肩甲上腕 […]