- 2019年8月24日
- 2020年6月20日
投球・ピッチング・スローイングの運動学(バイオメカニクス)
投球動作により、肩関節は非常に大きな負荷にさらされることになります。Fleisigらの研究によると、投球時における上肢の角速度は7550°/秒、回旋トルクは67N・mにも達すると言われています (Fleisig GS, 1995, http://bit.ly/33XjivY)。 従って、肩関節の安定 […]
投球動作により、肩関節は非常に大きな負荷にさらされることになります。Fleisigらの研究によると、投球時における上肢の角速度は7550°/秒、回旋トルクは67N・mにも達すると言われています (Fleisig GS, 1995, http://bit.ly/33XjivY)。 従って、肩関節の安定 […]
距腿関節の機能解剖学 距腿関節は距骨(距骨滑車)と脛骨、腓骨(天蓋)との間にできる滑膜性関節です。蝶番関節に分類され、主に背屈と底屈の運動が生じます。可動域は背屈が10°から20°、底屈は20°から50°です (Williams P, 1995, https://amzn.to/2NpKdeq)。 […]
肘関節の機能解剖学 肘関節は上腕骨、橈骨、尺骨の三つの骨によって構成されています。これら3つの骨により、腕橈関節、腕尺関節、近位橈尺関節の三つの関節が形成されます。肘関節は滑膜、関節包によって覆われている滑膜性関節に分類されます。 腕尺関節は上腕骨滑車(上腕骨遠位端)と滑車切痕(尺骨近位端)、腕橈関 […]
脊柱管狭窄症は、1954年にVerbiestによって初めて報告されました (Verbiest H, 1954)。脊柱管の狭窄により神経や周辺組織の圧迫によって引き起こされる症状のことです。 脊柱管狭窄症でもっとも多い原因は、変性によるものです。従って、必然的に患者は中年(40歳代以上)以降の年齢が多 […]