• 2020年6月9日
  • 2020年6月11日

橈骨神経の走行・機能・絞扼箇所

橈骨神経は上肢の後面を走行しており、肘・手首・指の伸展作用を持ちます。また、知覚支配領域は上肢の後面にあります。 本記事では橈骨神経の走行や絞扼箇所などについて解説してあります。 分岐 橈骨神経には以下の神経に分岐しています。 後上腕皮神経 下外側上腕皮神経 後前腕皮神経 深枝(後骨間神経) 浅枝 […]

  • 2020年6月8日
  • 2020年6月8日

膝窩筋の解剖学と関連症状

解剖学(起始・停止・作用・神経支配) 起始;大腿骨外側上顆、腓骨頭、外側半月後角 停止;脛骨の後面(ヒラメ筋線の上側) 作用;膝関節の屈曲、内旋 神経支配;脛骨神経、L4-S1 膝窩筋の起始は、大腿骨外側顆、腓骨頭、外側半月後角の3か所にあります。 これらの中で大腿骨外側顆の付着がもっとも強く、また […]

  • 2020年6月8日
  • 2020年6月8日

回外筋の解剖学と関連症状

回外筋は前腕後面にある筋肉の一つです。外側上顆に起始を持ち、外側上顆炎(テニス肘)の原因の一部となっています。 本記事では回外筋の解剖学と関連症状について解説してあります。 解剖学(起始・停止・作用・神経支配) 起始;外側上顆、橈骨輪状靭帯、回外筋稜(尺骨)、内側側副靭帯 停止;橈骨近位1/3(橈側 […]

  • 2020年6月5日
  • 2020年6月5日

短橈側手根伸筋の解剖学と関連症状

短橈側手根伸筋は前腕にある伸筋の一つです。短橈側手根伸筋の腱はテニス肘(外側上顆炎)の好発部位となっています。 本記事では短橈側手根伸筋の解剖学と関連症状について解説してあります。 解剖学(起始・停止・作用・神経支配) 起始;外側上顆、橈骨輪状靭帯 停止;第3中手骨底 作用;手関節の伸展 神経支配; […]

  • 2020年6月5日
  • 2020年6月5日

手根管症候群の原因・症状・治療法

手根管は手首の前側にあるトンネル構造です。 トンネルの床(下側)は手根骨、天井(上側)は屈筋支帯によって覆われています。 手根管には正中神経と9本の屈筋腱が走行しています。 正中神経はC4-T1脊髄神経由来の神経です。腕神経叢の内側神経束と外側神経束が合流した後、上腕部で正中神経となります。 その後 […]

  • 2020年6月4日
  • 2020年6月4日

下位交差性症候群の原因・症状・治療法

原因 下位交差性症候群では、腰椎・骨盤領域の前後筋肉のバランスに問題が生じています(下図)。   緊張 脊柱起立筋 腸腰筋 弛緩 腹直筋 大殿筋 バイオメカニクス 下位交差性症候群では、脊柱に以下のような代償作用が起こっています。 腰椎の前弯 骨盤の前傾 胸椎の後弯 頭部の前突   […]

  • 2020年6月3日
  • 2020年6月22日

前斜角筋の解剖学と関連症状

斜角筋には前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋の3種類あります。全て頚椎から肋骨(第1・2肋骨)に向かって伸びている筋肉です。 斜角筋のコンディションは、頚椎の姿勢や呼吸に影響を及ぼします。また上肢の痺れなどの症状の原因にもなります。 本記事では前斜角筋の解剖学、バイオメカニクス、関連症状について解説してあ […]

  • 2020年6月3日
  • 2020年6月9日

筋皮神経の走行・機能・絞扼箇所・関連症状

  走行 筋皮神経(きんぴしんけい、musculocutaneous nerve)はC6-C7頚神経由来の末梢神経です。 腕神経叢の外側神経束から出た後、上腕近位部では烏口腕筋の筋腹を貫通しています。 そして、上腕遠位部では上腕二頭筋と上腕筋の間を下行し、肘関節の約2㎝近位において筋膜孔か […]

  • 2020年6月2日
  • 2020年6月2日

上腕筋の解剖学と関連症状

上腕には4つの筋肉があります。 上腕二頭筋 上腕筋 烏口腕筋 上腕三頭筋 上腕三頭筋以外は上腕前面にある筋肉です。 上腕二頭筋の下層の遠位部に上腕筋、近位部に烏口腕筋があります。 上腕筋の解剖学(起始・停止・作用・神経支配) 起始:上腕骨前面(遠位1/2)、内・外側上腕筋間中隔 停止:鉤状突起(尺骨 […]

  • 2020年5月31日
  • 2020年5月31日

烏口腕筋の解剖学と関連症状

上腕には4つの筋肉があります。 上腕二頭筋 上腕筋 烏口腕筋 上腕三頭筋 上腕三頭筋以外は上腕前面にある筋肉です。 上腕二頭筋の下層の遠位部に上腕筋、近位部に烏口腕筋があります。 解剖学(起始・停止・作用・神経支配) 起始:烏口突起(肩甲骨) 停止:上腕骨内側中央 作用:肩の屈曲、内転 神経支配:筋 […]