- 2020年6月18日
- 2020年6月19日
尺側手根屈筋腱炎の原因・症状・治療法
前腕には多くの屈筋がありますが、尺側手根屈筋腱はその中でもっとも傷害が起こりやすいと言われています。 尺側手根屈筋腱炎は、ゴルフやテニスなどにおける反復動作によって引き起こされます。 本記事では尺側手根屈筋腱炎の原因・症状・治療法について解説してあります。 解剖 尺側手根屈筋の起始、停止、作用、神経 […]
前腕には多くの屈筋がありますが、尺側手根屈筋腱はその中でもっとも傷害が起こりやすいと言われています。 尺側手根屈筋腱炎は、ゴルフやテニスなどにおける反復動作によって引き起こされます。 本記事では尺側手根屈筋腱炎の原因・症状・治療法について解説してあります。 解剖 尺側手根屈筋の起始、停止、作用、神経 […]
TFCCはTriangular Fibrocartilage Complexの頭文字を取って作られました。 Triangular=三角 Fibrocartilage=線維軟骨 Complex=複合体 それぞれ上記のような意味を持ちますので、TFCCは日本語で三角線維軟骨複合体のことです。 本記事では […]
コンパートメント(Compartment)とは、「区画」を意味しています。 手背コンパートメントは手首の手背にあるコンパートメントであり、6つのコンパートメントがあります。 本記事では手背コンパートメントの解剖学と関連症状について解説してあります。 解剖学 手首の背側には6つのコンパートメントがあり […]
第1肋骨症候群は、第1肋骨が通常の位置からずれてしまう状態(サブラクセーション)です。 第1肋骨は背側で胸椎、腹側で胸骨と連結しています。従って、背側には肋椎関節と肋横突関節があり、腹側には胸肋関節と肋骨肋軟骨結合があります。 肋椎関節 肋横突関節 胸肋関節 肋骨肋軟骨結合 上の4つの関節の中で胸肋 […]
肋骨は前側で胸郭、そして後側で胸椎と連結して胸郭を形成しています。 肋骨の主要な運動は、呼吸に伴う挙上と下制です。また、肋骨の運動は胸椎と連動しています。 本記事では肋骨の関節運動学と関連症状について解説してあります。 肋骨 胸骨 胸椎 解剖学 肋骨は左右12対あります。胸骨、胸椎との間は靭帯(関節 […]
肋骨滑り症候群は、肋骨が通常の位置からずれてしまう状態(サブラクセーション)です。体幹部の急激な捻り動作や慢性的な姿勢の問題などが原因になります。 肋骨は背側で胸椎、腹側で胸骨と連結しています。従って、背側には肋椎関節と肋横突関節があり、腹側には胸肋関節と肋骨肋軟骨結合があります。 肋椎関節 肋横突 […]
胸郭は後側で胸椎、前側で胸骨と連結しています(浮遊肋骨は除く)。 胸郭の主要な運動は、呼吸に伴う挙上と下制です。また、胸郭は胸椎と連動しています。 本記事では胸郭の関節運動学と関連症状について解説してあります。 解剖学 胸郭は左右12対の肋骨、胸椎、胸骨によって構成されています。各部位は靭帯(関節包 […]
解剖学 胸椎は12個の椎骨によって構成されています。 それぞれの胸椎には肋骨が付いており、胸椎の関節運動学に影響を与えています。 また、椎体の間にある椎間板も胸椎の関節運動学に大きな影響を与えています(Edmondston SJ, 1997)。 胸椎の椎間板は頚椎や腰椎のものに比べ扁平であり、髄核は […]
腋窩神経は、上肢にある末梢神経の一つです。運動と知覚の両方の機能を持っており、肩周辺の皮膚、筋肉に支配を持っています。 本記事では腋窩神経の走行や絞扼箇所などについて解説してあります。 走行 C5/C6頚神経から起こり、腕神経叢の後神経束から分岐します。 腕神経叢から分岐した後、腋窩神経は腋窩動脈の […]
橈骨管症候群は橈骨管における橈骨神経深枝(後骨間神経)の絞扼症候群のことです。上肢の神経絞扼症候群である肘部管症候群や手根管症候群に比べると稀な症状です。 橈骨管は橈骨頭から回外筋下縁にあるトンネル構造です。このトンネルは回外筋、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、腕橈骨筋によって囲まれています。 橈骨 […]