- 2020年7月29日
- 2020年7月30日
腰椎すべり症の原因・症状・治療法
腰椎すべり症では、椎体が前方に滑り落ちています。 腰椎5番(L5)が好発部位です(90%以上)。 本記事では腰椎すべり症の原因・症状・治療法について解説してあります。 原因 腰椎分離すべり症の直接的な原因は腰椎分離症です。腰椎分離症では、両側椎峡部の欠損や肥大(先天的または後天的)または骨折が起こっ […]
腰椎すべり症では、椎体が前方に滑り落ちています。 腰椎5番(L5)が好発部位です(90%以上)。 本記事では腰椎すべり症の原因・症状・治療法について解説してあります。 原因 腰椎分離すべり症の直接的な原因は腰椎分離症です。腰椎分離症では、両側椎峡部の欠損や肥大(先天的または後天的)または骨折が起こっ […]
原因 下位交差性症候群では、腰椎・骨盤領域の前後筋肉のバランスに問題が生じています(下図)。 緊張 脊柱起立筋 腸腰筋 弛緩 腹直筋 大殿筋 バイオメカニクス 下位交差性症候群では、脊柱に以下のような代償作用が起こっています。 腰椎の前弯 骨盤の前傾 胸椎の後弯 頭部の前突   […]
解剖学 起始; 大腰筋-T12~L5の椎体とTP 腸骨筋-腸骨窩 小腰筋-T12~L1の椎体 停止; 大腰筋、腸骨筋-小転子 小腰筋-腸恥筋腱弓、鼡径靱帯 作用; 股関節の屈曲(特に股関節屈曲30°以上で強く収縮) 神経支配; 腰神経叢、大腿神経 バイオメカニクス 腸腰筋の収縮(拘縮) […]
スクワットで腰を痛めた(腰痛)経験のあるトレーニーは多いと思います。私自身も過去に何度もスクワットで腰を痛めています。 しかし、スクワットで腰を痛める経験を何度か繰り返した後、似たようなシチュエーションで腰を痛めていることに気づきました。そのことに気づいて以来、スクワットで腰を痛めることはまったくな […]
脊柱管狭窄症は、1954年にVerbiestによって初めて報告されました (Verbiest H, 1954)。脊柱管の狭窄により神経や周辺組織の圧迫によって引き起こされる症状のことです。 脊柱管狭窄症でもっとも多い原因は、変性によるものです。従って、必然的に患者は中年(40歳代以上)以降の年齢が多 […]
側弯症では脊椎に側屈と回旋、また特に胸椎には後弯が加わっています。脊椎で生じる変位により、胸郭にも捻れが生じます。 通常、側屈凹側(側屈側)の胸郭が後方に隆起し幅が狭くなり、側屈凸側(側屈の反対側)の胸郭は幅が広くなっています(図1)。 図1 脊椎の捻れが胸郭に及ぼす影響 側弯症と診断 […]